国史跡「大川内鍋島窯跡」保存管理計画

2005.9〜2007.3|佐賀県伊万里市

保存管理計画の主目的は史跡の本質的価値を明らかにし、適切な保存管理を行うことにある。

策定にあたっては、江戸時代に藩窯として発展し、明治期以降の転換期を経て脈々と継承されてきた貴重な文化遺産の本質的価値を明らかにし、さらに、歴史的な意味を含む周囲の環境を含めて、適切な保存管理を実施し、多くの市民の理解と協力を得ながら、後世へと確実に継承していくための方向性を提示した。ここでは、以下の6つの視点に基づき史跡の本質的価値を捉えている。

①肥前磁器文化の中での鍋島焼の価値

②藩窯としての価値

③鍋島焼の美術的価値

④信仰・生活・風習としての価値

⑤継承された技術の価値

⑥史跡を取り巻く景観の価値